将棋はとても面白いゲーム!! 将棋を知らない人にも分かりやすく解説!!

初心者向け
この記事は約5分で読めます。

  
     
皆さんこんにちは!! 筆者の「五号」です!!

今回から「将棋って何?」といった概要から説明していきます。

最近テレビや新聞などで「将棋」の話題がよく出るようになりました。

その前に「将棋って何?」、「どんなゲーム?」と疑問を持たれる方もいると思います。

結論を述べますと「将棋は盤と駒を使い、2人で遊ぶボードゲーム」です。

しかし「盤と駒って何?」、「2人でどうやって遊ぶの?」と思うので、

13年間将棋を指し続けている私が「将棋」について分かりやすく説明します!!

この記事を読むことで、将棋の概要や、面白さについて理解できます。  

それでは詳しい内容について目次からご覧ください。

まず将棋ってなぁに?

将棋について全く知らない人のために、将棋の概要から説明します。   

将棋とは、将棋盤と駒を使って2人で遊ぶゲーム!!

将棋盤? 駒? 対局? 初めて聞く言葉があると思うので順に解説します。 

始めに、皆さんは「将棋」という言葉を聞くとどんなイメージがありますか?

新聞やテレビで有名な藤井聡太さん?

藤井竜王、初の1億円超え:朝日新聞デジタル
日本将棋連盟は3日、2022年の獲得賞金・対局料のランキングを発表した。藤井聡太竜王(20)=王位・叡王・王将・棋聖と合わせ五冠=は1億2205万円で初めて1億円を超え、初の1位となった。 藤井竜王…
【朝日新聞デジタル 「藤井竜王、初の1億円超え」(2023/2/6)】

「おじいちゃんたちが楽しむ娯楽?」

「学校のクラブ活動で子供たちが遊んでいるもの?」

画像のような、様々な人や風景が思い浮かぶのではないでしょうか。

子供たちの画像だと、自分と相手の1対1で対局していることが分かります。

(対局:将棋をする、将棋で遊ぶこと)

ここから将棋は「2人で遊べるボードゲーム」だと言えます。

実際の対局では画像のように、将棋盤の上で駒を動かしている様子も見られます。

(将棋盤:マス目の書かれた板  :五角形の形をした木片) 

ルールとして、自分と相手が交互に1手ずつ (自分→相手→自分→相手→…という風に)指します。

(指す:駒を置いたり、動かしたりすること  1手:1回指すこと)

よって対局とは、「自分と相手が、交互に1手ずつ指す」ということです。

これらから、将棋は以下の2つのことが分かります。

  1. 2人で遊べるボードゲーム
  2. 盤と駒を使って対局する

すなわち、将棋とは「将棋盤と駒を使って2人で対局するボードゲーム」なのです。

用語集意味
対局将棋をする、将棋で遊ぶこと
マス目の書かれた板
五角形の形をした木片
指す駒を置いたり、動かしたりすること
1手1回指すこと

指すためには盤と駒が必要

将棋は自分と相手の2人で指すゲームということは分かりました。

しかし「盤は何マス書かれている?」「駒には何が書いてある?」のような疑問が出てきます。

そこで将棋盤と駒について、少し具体的に説明していきます。

将棋盤は縦9列、横9段のマス目が書かれた板

将棋盤とは「縦に9列、横に9段が書かれた81マスの板」のことです。

この線の枠に囲まれたマス目の中に、駒を置いたり動かしたりして指します。

よく使われる将棋盤はこんな感じです。

種類材質値段よく使われる場所
0円~1000円家庭用、学校のクラブ
プラスチック2000円~5000円地元の将棋道場、将棋クラブ
木製1000円~1万円
脚付きの台3万~100万円以上プロの将棋対局

  
木やプラスチック、紙など色々な材質がありますね。

紙やプラスチックの将棋盤は、駒とセットで売られている場合もあります。

使用場所も、娯楽で使う「学校の将棋クラブ」から、正式な場所で使う「プロの将棋対局」まで様々です。

駒は表と裏に文字が書かれた五角形の木片

駒とは「表に黒字、裏に赤字が書かれた五角形の木片」のことです。

自分と相手の駒の合わせて8種類40枚を使用します。

表(黒字)画像裏(赤字)画像
王将おうしょう
玉将ぎょくしょう
飛車ひしゃ竜王りゅうおう
角行かくぎょう竜馬りゅうま
金将きんしょう
銀将ぎんしょう成銀なりぎん
桂馬けいま成桂なりけい
香車きょうしゃ成香なりきょう
歩兵ふひょうきん

最初は、駒を盤のマス目の中に黒字を表にして、下のように並べます。

このとき自分の駒は先が尖っている方を上向き「☖」にします。

それぞれの駒の動かし方については、別の記事で紹介します。

「将棋はゲーム」→ どうすれば勝てる?

将棋はゲームだと分かりましたが「じゃあどうやって勝つの?」と思いますよね。

そこで将棋における「勝ち方」や、対局の様子について説明します。

勝つ条件は1つ 「相手の王将を詰ます!!」

将棋で勝つためには、「相手の王将を詰みにすること」です。

(詰み:相手が何をしても、次に自分の駒で王将を取れる状態)

将棋では「王将」は特別な駒であり、ゲーム上で自分の分身として扱われます。

すなわち、相手の王将を取ることは、ゲームで相手を倒すことになります。

駒を取るには「自分の手番で、自分の駒が、相手の駒の場所まで移動する」ことで取れます。

(手番:1手指すことができること)

駒の動かし方については、別の記事で紹介します。

対局者は「勝つ手順」をじっくり読む

対局者は勝つために、「王将を詰ます手順」をじっくり読みます。

(対局者:対局中に将棋を指している人のこと  読む:自分や相手の駒の動きを、あらかじめ考えること)

「次に飛車を動かせば詰む」、「角がここに動いたら負ける」という先読みをします。

相手よりも多く読むことで、相手の王将を詰ましやすくなります。

この読みの深さを競うことが、将棋の醍醐味なのです。

初めの内は1手、2手だけ読んでいきます。

そして強くなると、5手、10手とより多くの手を読めるようになるのです。

一説によると、プロだと対局前にすでに1000手読んでいるそうです(笑)

用語集意味
詰み相手が何を指しても、次に自分の駒で王将を取れる状態
手番1手指すことができること
対局者対局中に将棋を指している人のこと
読む自分や相手の駒の動きを、あらかじめ考えること

将棋は将棋盤と駒を使って2人で対局するゲーム!! 読みを競い合うのが醍醐味!!

まとめますと、以下のようになります。

  • 概要:将棋盤と駒を使って2人で対局するゲーム!!
  • 面白さ:読みを競い合うのが醍醐味!!

次回の記事では、駒の動かし方や詳しいルールについて紹介していきます。  

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました