皆さんこんにちは!! 筆者の「五号」です!!
今回から「将棋って何?」といった概要から説明していきます。
最近テレビや新聞などで「将棋」の話題がよく出るようになりました。
その前に「将棋って何?」、「どんなゲーム?」と疑問を持たれる方もいると思います。
結論を述べますと「将棋は盤と駒を使い、2人で遊ぶボードゲーム」です。
しかし「盤と駒って何?」、「2人でどうやって遊ぶの?」と思うので、
13年間将棋を指し続けている私が「将棋」について分かりやすく説明します!!
この記事を読むことで、将棋の概要や、面白さについて理解できます。
それでは詳しい内容について目次からご覧ください。
まず将棋ってなぁに?
将棋について全く知らない人のために、将棋の概要から説明します。
将棋とは、将棋盤と駒を使って2人で遊ぶゲーム!!
将棋盤? 駒? 対局? 初めて聞く言葉があると思うので順に解説します。
始めに、皆さんは「将棋」という言葉を聞くとどんなイメージがありますか?
新聞やテレビで有名な藤井聡太さん?
【朝日新聞デジタル 「藤井竜王、初の1億円超え」(2023/2/6)】藤井竜王、初の1億円超え:朝日新聞デジタル日本将棋連盟は3日、2022年の獲得賞金・対局料のランキングを発表した。藤井聡太竜王(20)=王位・叡王・王将・棋聖と合わせ五冠=は1億2205万円で初めて1億円を超え、初の1位となった。 藤井竜王…
「おじいちゃんたちが楽しむ娯楽?」
「学校のクラブ活動で子供たちが遊んでいるもの?」
画像のような、様々な人や風景が思い浮かぶのではないでしょうか。
子供たちの画像だと、自分と相手の1対1で対局していることが分かります。
(対局:将棋をする、将棋で遊ぶこと)
ここから将棋は「2人で遊べるボードゲーム」だと言えます。
実際の対局では画像のように、将棋盤の上で駒を動かしている様子も見られます。
(将棋盤、盤:マス目の書かれた板 駒:五角形の形をした木片)
ルールとして、自分と相手が交互に1手ずつ (自分→相手→自分→相手→…という風に)指します。
(指す:駒を置いたり、動かしたりすること 1手:1回指すこと)
よって対局とは、「自分と相手が、交互に1手ずつ指す」ということです。
これらから、将棋は以下の2つのことが分かります。
- 2人で遊べるボードゲーム
- 盤と駒を使って対局する
すなわち、将棋とは「将棋盤と駒を使って2人で対局するボードゲーム」なのです。
用語集 | 意味 |
対局 | 将棋をする、将棋で遊ぶこと |
盤 | マス目の書かれた板 |
駒 | 五角形の形をした木片 |
指す | 駒を置いたり、動かしたりすること |
1手 | 1回指すこと |
指すためには盤と駒が必要
将棋は自分と相手の2人で指すゲームということは分かりました。
しかし「盤は何マス書かれている?」「駒には何が書いてある?」のような疑問が出てきます。
そこで将棋盤と駒について、少し具体的に説明していきます。
将棋盤は縦9列、横9段のマス目が書かれた板
将棋盤とは「縦に9列、横に9段が書かれた81マスの板」のことです。
この線の枠に囲まれたマス目の中に、駒を置いたり動かしたりして指します。
よく使われる将棋盤はこんな感じです。
種類 | 材質 | 値段 | よく使われる場所 |
板 | 紙 | 0円~1000円 | 家庭用、学校のクラブ |
〃 | プラスチック | 2000円~5000円 | 地元の将棋道場、将棋クラブ |
〃 | 木製 | 1000円~1万円 | 〃 |
脚付きの台 | 〃 | 3万~100万円以上 | プロの将棋対局 |
木やプラスチック、紙など色々な材質がありますね。
紙やプラスチックの将棋盤は、駒とセットで売られている場合もあります。
使用場所も、娯楽で使う「学校の将棋クラブ」から、正式な場所で使う「プロの将棋対局」まで様々です。
駒は表と裏に文字が書かれた五角形の木片
駒とは「表に黒字、裏に赤字が書かれた五角形の木片」のことです。
自分と相手の駒の合わせて8種類40枚を使用します。
表(黒字) | 画像 | 裏(赤字) | 画像 |
王将 | ー | ー | |
玉将 | ー | ー | |
飛車 | 竜王 | ||
角行 | 竜馬 | ||
金将 | ー | ー | |
銀将 | 成銀 | ||
桂馬 | 成桂 | ||
香車 | 成香 | ||
歩兵 | と金 |
最初は、駒を盤のマス目の中に黒字を表にして、下のように並べます。
このとき自分の駒は先が尖っている方を上向き「☖」にします。
それぞれの駒の動かし方については、別の記事で紹介します。
「将棋はゲーム」→ どうすれば勝てる?
将棋はゲームだと分かりましたが「じゃあどうやって勝つの?」と思いますよね。
そこで将棋における「勝ち方」や、対局の様子について説明します。
勝つ条件は1つ 「相手の王将を詰ます!!」
将棋で勝つためには、「相手の王将を詰みにすること」です。
(詰み:相手が何をしても、次に自分の駒で王将を取れる状態)
将棋では「王将」は特別な駒であり、ゲーム上で自分の分身として扱われます。
すなわち、相手の王将を取ることは、ゲームで相手を倒すことになります。
駒を取るには「自分の手番で、自分の駒が、相手の駒の場所まで移動する」ことで取れます。
(手番:1手指すことができること)
駒の動かし方については、別の記事で紹介します。
対局者は「勝つ手順」をじっくり読む
対局者は勝つために、「王将を詰ます手順」をじっくり読みます。
(対局者:対局中に将棋を指している人のこと 読む:自分や相手の駒の動きを、あらかじめ考えること)
「次に飛車を動かせば詰む」、「角がここに動いたら負ける」という先読みをします。
相手よりも多く読むことで、相手の王将を詰ましやすくなります。
この読みの深さを競うことが、将棋の醍醐味なのです。
初めの内は1手、2手だけ読んでいきます。
そして強くなると、5手、10手とより多くの手を読めるようになるのです。
一説によると、プロだと対局前にすでに1000手読んでいるそうです(笑)
用語集 | 意味 |
詰み | 相手が何を指しても、次に自分の駒で王将を取れる状態 |
手番 | 1手指すことができること |
対局者 | 対局中に将棋を指している人のこと |
読む | 自分や相手の駒の動きを、あらかじめ考えること |
将棋は将棋盤と駒を使って2人で対局するゲーム!! 読みを競い合うのが醍醐味!!
まとめますと、以下のようになります。
- 概要:将棋盤と駒を使って2人で対局するゲーム!!
- 面白さ:読みを競い合うのが醍醐味!!
次回の記事では、駒の動かし方や詳しいルールについて紹介していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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