- 「AWSってよく聞くけど、何から始めればいいかわからない…」
- 「AWSを挫折しないための勉強サイトが知りたい」
このような悩みを抱いている方もいるのではないでしょうか?
AWS(Amazon Web Services)は、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスです。誰でもAmazonのクラウドを使ってサーバー環境の構築やコンテンツ配信ができるようになります。
最初は私もAWS初心者で何も知りませんでしたが、今回はわかりやすい学習サイトを厳選しました。
そこで本記事では、初心者目線でAWS学習サイト6選や選び方、学習方法などを紹介します。
本記事を読むと、最適な学習サイトを見つけられ、無理なくスキルアップできるようになります。
ぜひ最後までお読みください。
初心者もオススメのAWS学習サイト6選

ここではオススメのAWS学習サイト6選を紹介します。
無料・有料のどちらのサイトもあるので、参考にしてみて下さい。
AWS公式サイト(無料)

AWSでは公式サイトが、ユーザー向けの無料学習サイトを提供しています。
動画学習サービス「AWS ハンズオン資料」や「AWS Skill Builder」、AWS認定資格の対策「AWS認定資格 無料WEB問題集」などがあります。
他にもAWS公式ドキュメントやコミュニティもあるため、初心者から上級者まで幅広い層が利用できます。
項目 | 概要 |
---|---|
学習サイト名 | AWS ハンズオン資料 |
運営会社 | アマゾンウェブサービス ジャパン合同会社 |
学習内容 | AWSの基礎 |
教材形式 | 動画形式 |
対象レベル | 初心者 |
サポート機能 | なし |
費用 | 無料 |
Udemy(無料/有料)

「Udemy」は有名なAWS学習サイトの一つです。
Udemuには次のような特徴があり、ユーザーにとても使いやすいサービスです。
- 手頃な価格
- オンデマンド形式
- ハンズオン形式の演習
- 豊富なコースと幅広いレベルに対応
期間限定のクーポンや無料の学習コースもあるため、学びたいAWSのサービスに絞って調べてみるといいでしょう。
項目 | 概要 |
---|---|
学習サイト名 | Udemy |
運営会社 | 株式会社ベネッセコーポレーション |
学習内容 | 教養から資格取得まで様々 |
教材形式 | 動画形式 |
対象レベル | 初心者〜上級者 |
サポート機能 | 講師への質問機能、学習コミュニティ |
費用 | 1コースあたり1,200円〜(期間によって無料) |
侍テラコヤ(無料/有料)

「侍テラコヤ」は、株式会社SAMURAIが運営する月額制のオンラインプログラミング学習サービスです。
現役エンジニアが教える優良サービスです。
- 月額2,980円から利用可能
- 月1回からのマンツーマンレッスン
- 月額料金で100種類以上の教材が使い放題
AWSの主要サービス以外にも、HTML/CSS、JavaScript、Python、Linuxなど学習コンテンツが豊富に存在します。
項目 | 概要 |
---|---|
学習サイト名 | 侍テラコヤ |
運営会社 | 株式会社SAMURAI |
学習内容 | 資格取得から案件獲得まで様々 |
教材形式 | テキスト、動画形式 |
対象レベル | 初心者〜上級者 |
サポート機能 | Q&A掲示板、月1回のマンツーマンレッスン |
費用 | 月額2,980円〜(無料プランあり) |
Ping-t(無料)

「Ping-t」はユーザー登録40万人以上のIT試験用の学習サイトです。
AWSの認定資格の問題を無料で解くことができます。
他にも「合格体験記」や「ユーザー同士の質問、情報交換の場」があるため、AWSの学習のモチベーションアップにも繋がります。
項目 | 概要 |
---|---|
学習サイト名 | Ping-t |
運営会社 | 株式会社Ping-t |
学習内容 | 資格取得(AWS認定資格) |
教材形式 | Web問題集、模擬試験 |
対象レベル | 初心者〜中級者 |
サポート機能 | 合格体験記や学習日記、助け合いフォーラム |
費用 | 0円〜 |
CloudTech(無料/有料)

「CloudTech」はAWSの学習向けに特化した勉強サイトです。
- 300本以上の高品質な講義動画
- AWS認定資格全12種に対応した演習問題
- 3,000名以上が集まる会員制コミュニティ
AWSを学習するためのロードマップが提供され、初心者でもスムーズに勉強を進めることができます。
項目 | 概要 |
---|---|
学習サイト名 | CloudTech |
運営会社 | 株式会社Kurokawa Web Services |
学習内容 | AWS認定資格(全12種類) |
教材形式 | Web問題集、動画 |
対象レベル | 初心者〜上級者 |
サポート機能 | 会員制コミュニティ(技術質問)、転職サポート |
費用 | 0円〜(有料は5,480円〜。買い切りで54,800円) |
ドットインストール(無料/有料)

「ドットインストール」は、3分の動画で学習できるオンラインサービスです。
プログラミング言語(JavaScript、Pythonなど)、ウェブ制作、デザイン、ビジネススキルなど、幅広いトピックが提供されています。
AWSに関するコースでは、初心者向けの「AWS Cloud9入門」や「AWS入門」コースがあります。
1本あたり3分間の動画でまとめられて解説されているため、初心者でも学習しやすくなっています。
項目 | 概要 |
---|---|
学習サイト名 | ドットインストール |
運営会社 | ドットインストール |
学習内容 | 基礎学習 |
教材形式 | 動画形式 |
対象レベル | 初心者 |
サポート機能 | 現役エンジニアへの質問機能(有料プラン) |
費用 | 0円〜(有料は月額1,280円) |
AWS学習サイトの選び方3ポイント

AWS学習サイトの選び方の3つのポイントは、次の通りです。
- 自分が学びたいことと合っているか
- 自分に適した教材か
- 教材以外のサポートは充実しているか
それぞれ順番に見ていきましょう。
自分が学びたいことと合っているか
最初に自分が学びたい分野と学べる内容があっているかを確認しましょう。
AWSのサービスは200種類以上と豊富にあるため以下のように自分にあった学習内容を選ぶことが大切です。
- よく使うサービスを広く浅く知りたいのか
- 特定のサービスを深く掘り下げたいのか
学習目的を間違えると「自分が知りたいことを学べなかった」というミスマッチが生じてしまいます。
AWSの基礎の勉強や資格取得、就職や転職など目的を明確にした上で、自分に合った学習サイトを選びましょう。
自分に適した教材か
学習教材が自分の勉強方法に適したものかも選び方のポイントの1つです。
例えば、会社員で日々の仕事時間の合間を縫って勉強する場合だと短い動画コンテンツが向いているでしょう。
逆に、体系的に学習するために本を読み込んだり、実践して手を動かしたりしながら理解したい方は、書籍やハンズオンが向いています。
自分のライフスタイルに合わせて、効果的なAWS学習サイトを選択しましょう。
教材以外のサポートは充実しているか
AWSの学習サイトで勉強する場合、教材以外のサポート機能が充実しているかも重要な要素です。
勉強の仕方や学習するサービスの内容など方針がずれないようにする必要があるためです。
有料サイトだと、学習ロードマップや講師のチャット相談といったサポート機能が付いている場合もあります。
最短で目的を達成するために、サポート機能が充実しているAWS学習サイトを活用するのがオススメです。
AWS学習サイトで効率良く学ぶ方法2選

AWSの経験がない人にとって、内容をインプットするだけでは、勉強しても身につかない恐れがあります。
ここでは、より効果的にAWSを学習する方法を2つ厳選して紹介します。
実際に手を動かす
AWSを理解するためには、実際にサービスを利用して手を動かす必要があります。
AWSには無料利用枠があり、個人でもアカウントを作成して無料でサービスを使うことが可能です。
無料枠には以下の3種類があります。
- 12 か月間無料(EC2やS3、RDS)
- 常に無料(AWS LambdaやDynamoDB)
- トライアル(AmazonRedshift、AmazonSageMarker)
ただし、無料期間外や無料利用枠外のサービスを使うと料金が発生する点に気をつけましょう。
AWS認定資格に挑戦する
AWSで勉強するには認定資格に挑戦するのもいいでしょう。
資格の勉強をすると、実務で必要な知識や全体像が整理されやすくなります。
初心者がAWS認定資格を勉強する際は、まずはAWSの基礎である「AWS 認定クラウドプラクティショナー」から始めてみましょう。
AWS学習サイトに関するQ&A3選

AWS学習サイトに関するQ&Aは次の3つです。
- AWSの学習費用は?
- 独学でAWSは習得できますか?
- AWS学習にはどれくらいの期間が必要?
それぞれ順番に見ていきましょう。
AWSの学習費用は?
AWSの学習費用は無料から、有料だと1回2,000円や月額3,000円以上かかります。
AWSの公式サイトや資格演習サイトでは、無料でAWSを学習できます。
有料サイトでは、講師への質問やユーザー同士の相談機能などのサポートが充実しています。
1人で勉強するのが不安な方は有料のAWSを検討してみましょう。
独学でAWSは習得できますか?
AWSは独学でも習得できます。
公式サイトや無料サイトでは、ハンズオンで実践を通してAWSを勉強できるため、本や動画を見るだけよりも効果的に学習可能です。
コスパよくAWSを勉強したい方やお金をかけずに学習したい方でも、十分にAWSを習得できます。
AWS学習にはどれくらいの期間が必要?
AWSのサービスは豊富にあるため、一概に言いまとめることのは困難です。
また学習目的によって異なるため、以下の表を参考にしてみてください。
目標内容 | 学習期間の目安 | 学習内容 |
---|---|---|
AWSの基本的な使い方 | 1〜2週間 | ・EC2/S3/Lambdaの操作 ・IAMの概念 |
AWS Cloud Practitioner合格 | 2〜4週間(1日1時間程度) | ・クラウドの基礎 ・AWSの主要サービス |
Solutions Architect Associate合格 | 1.5〜3ヶ月(1日1〜2時間) | ・実践設計スキル ・可用性、コスト設計 |
業務レベルで使いこなす | 3ヶ月〜6ヶ月以上 | ・ハンズオン ・複数サービスの連携理解 |
学習ペースやIT経験、ゴール設定によって前後しますが、短期間でも集中すれば資格取得は十分可能です。
まとめ:AWS学習サイトはおすすめ

本記事では、2025年最新の情報をもとに、初心者でも挫折しないための「AWS学習サイト完全ガイド」を紹介しました。
今回紹介した学習サイトや実践的な方法を活用すると、効率的にAWSの知識を深め、スキルを身につけられます。
また、AWS認定資格を目指したり実践してサービスを利用したりすると、キャリアアップにもつながります。
初心者の方でも自分に合った学習スタイルで、ぜひAWSのサービスに触れてみてください。
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